y-narutoki’s blog

学校を楽しくするアイディアを紹介しています。

お家を楽しく その後

お家を楽しく

 

  昨日の続きです。「家族で勉強会」が終わったら,次の日にどんな話をしたか振り返るといいです。子供に「おじいちゃんはどんな話をしてくれたっけ?」等と聞いてみます。インプットをしたらアウトプットをするということは学習では大切なことです。あまり楽しくないかもしれませんが,価値は高いと思います。

 昨日の我が家での勉強会の様子を少し,紹介します。

 

1 自分の話

 相田みつをさんについて話しました。「若いときは詩が売れずに,生活が苦しかったこと」,「それでも,道具には十分なお金をかけて,いつでも思いついたことを書けるようにしていたこと」,「美空ひばりさんの自伝に引用されたことをきっかけに詩が売れるようになったこと」,「妻の千江さんのお気に入りの詩は『ただいるだけで』であったこと」を話しました。

 

2 妻の話

 シェークスピアの作品でリチャードⅢ世は残忍な描かれたかをしています。イギリス国民にはその印象が強いです。シェークスピアは当時残っていた様々な資料をもとに作品を描いたのだと思います。しかし,当時の議会資料が最近発見されて,実はそうではない可能性があることが分かってきました。残っている資料は,後の人にとって都合よく書かれたものである可能性があります。歴史と事実は異なる場合がありそうです。

 今,大河ドラマ明智光秀が放送されています。明智光秀と言えば裏切り者の印象があります。新しい明智光秀像を表現してくれそうで楽しみです。

 

3 子供Aの話

 「『痴呆老人』は何を見ているか 大井 玄 著」の一節を音読しました。ゲラダヒヒの生態を紹介しながらコミュニケーションについて考える一節です。国語の学習をしていておもしろいと思ったので紹介しました。

 

4 子供Bの話

 A.Iについて,何か恐いイメージをもっていませんか。A.Iは関数の最大値と最小値を求めるようなものです。命令を出しているのは人間なので人間を超えることはできないです。人間には無限の可能性があります。但し,考えることをやめた人は,A.Iには勝てなくなります。人間の脳科学がもっと発展するとA.Iが恐い存在になるかもしれません。

 

 振り返ってみると上手にアウトプットできないことがよく分かります。昨日話を聞いたときはもっと面白かったのに,自分で書いてみるとずいぶんあっさりした内容になっています。勉強会では,質問したり自分の意見を言ったりする場面やその時々の人の表情があるので面白かったのかもしれません。