y-narutoki’s blog

学校を楽しくするアイディアを紹介しています。

ダメなことは魅力的

ダメなことは魅力的なこと

  未成年者がタバコやお酒に興味をもつのは自然なことです。やってはいけないと言われるとやってみたくなるものです。生徒がやってはいけない,出来ないと思っていることで,「学校で出来ること」があります。そんなことを生徒主体で実現させると学校は盛り上がります。

 

 例えば校則の見直しです。使用するバックが決められている学校であれば,自由にしてもよいのではないでしょうか。「なぜ,決められているのか」,「決められていることのメリットとデメリット」を考えてバックの自由化をするだけで生徒の主体性を育てるきっかけになると思います。デメリットを少なくするルールを生徒に考えさせるとよいですね。

 

 生徒が鉛筆やノートを自分で買って学校に持って来ているように,近い将来,タブレット端末を学校に持って来て学習するようになる日がくると思います。そしたら,スマートフォンを持って来ることを禁止するなんてことはナンセンスになります。その時には,突然学校で許可するのではなく,生徒主体でルール等を決めたいです。

 

 私は,文化祭の学級企画として,短い動画を作成しました。校長先生に許可をもらい,校長室の校長先生の椅子に生徒が座っているシーンを撮りました。生徒には「校長先生には内緒だぞ」と言っていました。うそをついたことは悪いことかもしれませんが,真面目な生徒たちが大変喜んでいました。校長先生もその動画を見て,生徒たちの前で笑顔で驚いた様子を見せてくれました。大変ありがたかったです。